一枚のポストカードが紡ぐストーリー vol.5 

アル・パチーノ、 「ゴッドファーザー3部作」は男のバイブル20160831_161336_0001

タイトル/AL PACINO, NEW YORK CITY, 1992 撮影/Herb Ritts

 

「男の生き様映画」あるいは「男のバイブル映画」として、これほど偉大な映画はないのではないか、と思われるのが「ゴッドファーザー」シリーズ3部作だ。GUYZ世代はTV放映で昔見たっきりだったり、あるいはギャング映画なのにハデなアクションのない映画として、意外と敬遠したりしているかもしれない。ここで人生の辛苦をなめ尽くしてきた54歳のオイラが声を大にして言いたい。SNSにくだらない感情の吐露をするヒマあったら「ゴッドファーザーをもう一度よく見ろ」と。見たことがないGUYZならなおさらだ。

もうね「人生に必要なことは全てゴッドファーザーから学べる」と言っても過言ではないほど、この映画は大いなる示唆というか金言に満ちている。例えばこんな名セリフ、「考えを言葉に出すな」「敵を憎むな。判断が鈍る」「仲間は近くに、敵はもっと近くに置け」「友情と金は、水と油だ」「家族を大切にしないやつはクズだ」「政治と犯罪、コインの裏表だ」「金融は銃だ。政治とは引き金を引く時を知ることだ」などなど、いちいち状況を説明したいけど今回は割愛。数え上げればキリがないほど含蓄のある言葉に溢れている。初めて見たときは、そんな言葉の意味はちっとも理解できなくて、パートⅡで主人公マイケル(アル・パチーノ)が銃による襲撃から夫人のケイ(ダイアン・キートン)を床をはいながら救出するシーンにただただ惚れ込んだだけだった。でも大人になってみると、もう見れば見るほどスルメのようにしゃぶりつくせる映画で、映像的にも完璧に計算し尽くされた素晴らしいシーンに溢れていた。この3部作とスターウォーズ3部作(もちろんⅣ・Ⅴ・Ⅵ)が男たちの人生にもたらす果実については計り知れないものがあり、それに比べれば「キューブリックやゴダールやフェリーニなんか、ほんの香り程度のものにすぎない」と言い切れる(あ、反論は受けつけません)。

このイカした写真は1992年、52歳のアル・パチーノ。「セント・オブ・ウーマン 」にて念願のオスカーを獲得したころ。男の色気とはまさにこれ、という珠玉のポートレート。そうそう、今回多くを語ったのはポストカードではなくオイラの方でしたね。まあ、こんな回もありかな。

願わくば、巷でまた「ゴッドファーザー・愛のテーマ」のミュージック・ホーン(クルマのクラクション)が復活しますように。男気あるGUYZに期待するぜ。

 

 

postmarkPostmark (ポストマーク)

ポストカードの専門店。イベントなどにも出店するが、基本ウェブだけで営業。100%輸入物のポストカード、主にモノクロームの写真作品、ミュージシャンや芸術家、映画俳優、各界の有名人のポートレートや、時代を映し出すスナップ写真、絵画やアート作品などのポストカードを取り扱う。

URL: www.postmark.in

Facebook: www.facebook.com/postmark1123

 

 

関連記事

PICK UP

COLUMN
2017.8.3

自宅の屋上がアウトドアスペースに!

晃栄住宅が提供する“第二のリビング” 屋上庭園で生活をもっと楽しく! ニーズに合わせてさまざまな使い方ができる、晃栄住宅の屋上庭園。 今回は、日置市…

MOST VIEWED

ページ上部へ戻る