次なるミッションは五右衛門風呂作り 俺たちの挑戦はまだまだ続く
Text by.Makoto Tanaka(GUYZ編集部)
すっかり冬めいてきた11月、GUYZ編集部は鹿児島市内のとある自動車整備工場にいた。見守るのは一本のドラム缶…。
前回、俺たちはこのコーナーでハンズマン宇宿店の協力のもと、燻製機「いぶし銀1号」を作り上げた。そして実際にキャンプ場まで持ち込んで使ってみて、大成功とはいかないまでも自分たちの技術力を確認することができた。
すっかりDIYの魅力に取りつかれた俺たちは、キャンプ場に風呂がなかったことを思い出し「次のキャンプに向けて、五右衛門風呂を作っておくというのはどうだろう」という考えに至った。 数日後、ダメもとで自動車整備士の友人Hに聞いてみると、ちょうど空っぽになったドラム缶があるというではないか。そこで早速彼のもとに足を運んだ次第である。 五右衛門風呂を作るにあたってまず行わなければならないことは、ドラム缶にはもともとオイルが入っていたので、完全に抜いて空にすること。
切断の際の火花が引火する恐れがあるからだ。それからキャップが付いている上面を切断機でカットし、
グラインダーで切断面を滑らかにする。
ここまで終わった時点で、五右衛門風呂はほぼ完成だ。あとはペイントを施したり、土台を作ったりする作業を残すのみ。しかし、見れば見るほど立派な浴槽。これをキャンプだけにしか使わないというのは惜しい。そこで俺たちは、「地元のためにも生かしたい」という純粋な思いから、鹿児島を盛り上げるべく頑張っている方々に実際に入浴してもらいながら、地元のPRをしてもらってはどうかという計画も温めることにした。
ドラム缶 made in japan
正直、オイルの匂いが得意じゃなかったので、五右衛門風呂としての第二の人生のチャンスをもらえて感謝。たくさんの人を温められるように頑張りたい。ただ、浸かってもらうならオヤジよりも女性の方がいいな。
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